■万年筆を選ぶ基準で最も大切なものは?
万年筆というと、その値段を考えれば高級筆記具の部類に入るでしょう。
そして万年筆を選ぶときには、あなたは何を基準にして選ぼうとしますか?
好きなメーカー? それとも値段? 或いはブランド志向に走って有名なものを選んでしまいますか?
でも、せっかく高くてカッコイイ万年筆を買ってみても、使いづらくてすぐに使わなくなってしまったら宝の持ちぐされですよね。
万年筆は、ボールペンなどのように安い買い物ではないのですから、やはり万年筆を選ぶときには自分のライフスタイルに合った長く使えるものを選びたいものです。
そして自分にとって使いやすいもの、という観点で考えたとき、いちばん影響が大きいのはやっぱり「ペン先」ではないでしょうか?
■自分に合った万年筆のペン先の選び方とは?
その万年筆のペン先が自分に合わない、または使いづらいと、最も多い確率で人はその万年筆を使わなくなるようです。
特にインクが出にくいとか、ペン先が柔らかすぎて字が書きにくい、または字が太すぎて仕事上の書類を書くのに向かない、というのが、購入した万年筆を使わなくなるきっかけであることが多いのです。
このような状況に陥らないようにするためには、自分が使うのに最も適したペン先を選ぶことが重要になります。
そしてペン先には、いくつかの太さの種類があり、万年筆の場合はこの太さによって書き味を「硬い」とか「柔らかい」という表現をします。
これは、書き手の筆圧とペン先の弾力性の関係を示しており、一般的にはペン先が細いものほど感触は硬く、太いものになるほど感触は柔らかいと感じると思います。
基本的に万年筆のペン先寄りの部分を持って字を書く人には筆圧が強めな人が多く、細いペン先を好む人が多いようです。
また万年筆の後ろのほうを持って字を書く人には、太いペン先を好む人が多いといわれています。
書きやすさを取るか、デザインを取るかは自分次第
■万年筆を選ぶポイントは?
自分がまずその万年筆を気に入っているかどうかがいちばんのポイントとなります。
それから最も重視すべきは、やはり書きやすさではないでしょうか?
書きやすさは何によって決まってくるかというと、まず自分の書き方に合ったペン先です。
そのペン先をうまく使うための主軸の太さ、そして万年筆全体のバランスなども重視したいポイントです。
しかし、机の上に置いてあるだけで手に取りたくなるようなデザインというのもやはり選ぶ際のポイントになるのではないでしょうか?
書きやすさと自分の気に入るデザイン、その両方が揃ってこそ飽きずにずっと使っていける万年筆であるということができると思います。
■結局、自分の万年筆を選ぶのは自分の好み次第
自分の使う万年筆を選ぶときには、自分が本当にずっと使い続けていけるものをじっくりと選びたいものです。
何故なら、万年筆は高級筆記具の部類に入っており、多くの場合値段の安いものではないからです。
そのため、一生モノとして一つだけ購入したいという人もいると思います。
そして自分の万年筆を選ぶのであれば、やはり楽しんで選びたいものですね。
書きやすさにこだわって選ぶか、それともデザインにこだわって選ぶか、本当はどちらも大切な要素ですが、いろんな考えの人がいると思います。
どんな万年筆をどのように選ぶかは、結局は自分の好み次第であり、自分が最も気に入ったと思えるものであれば、それがあなたにとって最良のものであると思います。
万年筆は毎日使い続けたほうがよい筆記具ですから、自分の好みにマッチしたものを選ぶようにするのがやはりいちばんだといえるでしょう。
自分が使うのにぴったりだと思える万年筆が見つかるまで、どうぞ楽しく自由に時間をかけて万年筆を選ぶことを楽しんでください。
あなたが楽しんで万年筆を選ぶことも、万年筆があなたに与えてくれる楽しい娯楽の一つであると思います。